東アジア諸国共通のデフレ傾向について(修正版)
日本・韓国・台湾・香港のインフレ率推移グラフ(1981-2010年)
各国の過去10年のインフレ率(2001-2010年) ※マイナスは赤色で表示
国名 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 |
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日本 | -1.22 | -1.54 | -1.59 | -1.07 | -1.22 | -0.89 | -0.73 | -1 | -0.36 | -2.1 |
韓国 | 3.5 | 2.8 | 2.7 | 2.7 | -0.2 | -0.5 | 1.2 | - | - | - |
台湾 | -0.88 | -0.39 | -0.9 | 0.06 | -1.34 | -1.09 | -0.5 | -2.95 | 0.8 | -1.54 |
香港 | -1.88 | -3.46 | -6.15 | -3.53 | -0.05 | -0.29 | 2.92 | 1.46 | -0.61 | 0.88 |
各国の過去10年(2001-2010年)における年平均インフレ率
日本:-1.17%
台湾:-0.87%
香港:-1.07%
※出典:IMF World Economic Outlook Database April 2011(韓国以外)、
OECDデータベース内のCountry statistical profiles 2009(韓国)。
インフレ率はGDPデフレーター対前年変化率。
「地理的に中国に近い」かつ「一人当たりGDPで見て先進国・地域である」という両方の条件を満たしている国・地域は日本、韓国、台湾、香港の4ヶ国・地域である。「GDPデフレーターの下落が2年以上継続すること」をデフレと定義すると全ての国・地域が過去10年でデフレを経験していることになる。そして韓国を除く3ヶ国・地域が比較的長期間に及ぶデフレ傾向にある(あった)ようだ。上記のデータを見る限りやはり日本のデフレの主因は中国にあるのではないだろうか?